ちょっくら週末旅の話・スイス編①
3月末にドイツに渡り、はや4ヶ月が経ちました。
郵便物は無事に届き、さっそく改名せずに済んだことに安堵しているこの頃です。
その間に、無数の週末がやってきてはあっという間に過ぎ去り、過ぎ去ってはまたやってきて、行動しろ！と尻をたたくのでした。
そのたびにあったかい布団に頭隠さず尻を隠して「いやっ！」と反抗してきたわけですが。
ついに、私のお尻にも春が来たようです。
ってなんの尻の話なんだ。
ドイツって、ちょうどヨーロッパのど真ん中ぐらいにあるじゃないですか。
（画像お借りしました）
アクセスがいいんですよね、周辺国への。
ここでお尻がざわざわしはじめる。
そして、同じく留学している友人がオランダに行っただの、イギリスに行っただの、ウィーンに行っただの、ミュンヘンに行っただのを聞くたびに、
お尻がむずむずして寝ころんでも立ってもいられなくなり。
…そうだ！スイスに行こう！！女子一人旅しよう！！！（いきなり）
というわけで、弾丸で金曜日の朝から日曜日の夜までチューリッヒとハイジの故郷（？）のグリンデルヴァルドへ往復横跳びしてきました。
なかなかハードでした。ええ。でも人間やればできます。自分を信じて（ガッツポーズ）
今回は、エアベルリンを利用。
シンプルでカッコいい。
出発ゲートに入るときは、チケットのバーコードをピッとかざす。近代的。スムーズ。
不審者はいないかと周囲を見回してからささっと通る。たぶん私が不審者。
ドイツ・デュッセルドルフ国際空港から、スイス・チューリヒ空港まで所要時間は1時間。
…のはずですが、搭乗が15分遅れました。ま、よくある～（苦笑い）
乗ってからはあっという間で、定刻よりは5分遅れて到着。す、すごい。
遅刻を取り戻すぞ！っていう日本の電車の根性みたい。
空港についてからはATMでスイスフランを下ろしました。50フラン。（約5000円ちょい）
貧乏か、って自分に突っ込む。３日間の衣食住交通どころか交通さえも足りないわい。
みなさん、カードはやっぱり便利ですよ。なんでもシュシュッとすれば一丁あがりぃ！あ、限度額にはお気を付けて。
フラン紙幣。すごい精密できれい。この球体をとりまく矢印は気流を表してるのでしょうか。なぞ。
フラン硬貨。このひっくり返ってる人が５フランなのですが、とにかくでかい。
財布の位置占めすぎ。あと三分の一大きかったらこんにちは状態でした。恐怖。
お金も手に入ってホクホク、さっそく到着ラウンジから出発！
１０ｋｇする荷物を担いで、てくてく歩きました。
目的地はトラム乗り場。
おおっ、家族総出で旅行者を出迎えてくれるとは。スイス人はきっとホスピタリー精神旺盛に違いない。コスプレにはこの際ツッコまないでおくよ。うん。
チェックインカウンターとレストランの階は人が多くてワイワイガヤガヤ。
みんな楽しそうな雰囲気でモチベーションアップ！
やっと建物から脱出！この先にトラム乗り場があるのね… それにしても暑い。
そして周りをキョロキョロ。
むむっ。
なかなか近代的で生活だぞ、じゃなくて清潔だぞ。
空気からもリッチな匂いしてきそうな。
…やはり、噂に聞いていた通り、スイスはお金持ちの国に違いない！空港からもうクラス感が違う。
なんかお尻がもぞもぞしてしまう。
…どうしよう、お尻がやっぱり布団に頭隠さず尻隠したいと言ってくる。
いかん、せっかく布団から出て春を迎えたのに、意気地ないことを言うでないぞ！
…でも、こんなリッチな国は私のようなお尻には畏れ多くて…
旅なかまのお尻を励まし叱咤する間にトラムは滑るようにして駅に入って来て、
私たちは無言で意を決し、乗り込んでいった。
だいぶ続く。
へたれっぽいのはドイツ郵便か私か、という話。
こんにちは。
日本からのEMS郵便が一ヶ月近く経っても届かないことに憤慨するケンタウロス女子です。今日も元気です。日本ではきっと今、郵便がサクサク届く心地よい頃でしょう。
明日ドイツ郵便の人が再配達（2回目）してくれるそうですが、それでも届かなかったらもうスーパーサイア女子に名前を変えようと思います。
一回目届けてくれるって電話で約束したのに。絶対大雨のせいで配達が面倒になったなこれは。ふふ。だいぶゆるいぞドイツの人々。話に聞いていた、厳めしくてのっぽの話と違うぞゲルマン民族。
ここ最近のやりとり↓
（翻訳コンニャクをつけてお楽しみください。）
郵便局で並ぶこと10分。
(写真はイメージです。実際はもっと殺伐としています。）
ケン女「あの…日本から送られた郵便物を探しているのですが…」
敵A「えっ？」
ケン女「日本からの郵便物です。あるかどうか、探してみてくれません？」（パソコンをカチャカチャいじる仕草。）
敵A「……ああ～。どこに住んでるの？」
ケン女「○○通り、じゅうろ…く番じゃなかった17番です17。」（舌の暴走を必死にこらえつつ。ドイツ数字の16と17は発音が紛らわしい。）
敵A「…カチャカチャ………。…うん無いね。」
ケン女「えぇ～……どこにあるかは？」
敵A「わからんねえ。パソコンはないって出てる。まあ待ってなさい。」
ケン女「待ってもこないんです！もうすぐ２週間…」
敵A「じゃここに電話してみて。…（紙に数字を殴り書き、ズザっと破る。）…はいよ。これ、ホットラインだから。ここに電話してね。ちゅーす！良い一日を。次！」
ケン女「…（敗北をかみしめつつ、とぼとぼ郵便局を後にする。）」
…いかん、自分の方がへたれな気がしてきたぞ(ノД`)・゜・。
まあ私の郵便物の行方はとりあえずさておき。（真相は闇の中）
ドイツでは国営の企業が多く、DBごとドイツ鉄道と同様、ドイツ郵便Deutsche Postも国営企業。郵便や宅配便の民営企業はほとんどないとか。（ドイツ人友人談）
ｄ
日本では（ケン女の独断と偏見により）流通業界の三天王と呼ばれる
をはじめとする運輸業者がばちばち競争しながらハイレベルな配達サービスを提供してくれるわけですが、
ここドイツでは
（写真はイメージですが、本当にこういう風に配達してます。夏はまっ黄色いシャツを着て爽やかにチャリン♪）
（シンボルはイエローとラッパのマーク。てかこれなんの写真なんだ。）
運輸会社はドイツ郵便だけ。
ここにへたれポイントがあるのではないかとケンタウロス女子はにらんでいます。
競争相手がいないとマイペースですもんね。すごくわかります。ケン女もひとりっ子なんですよね。
というよくわからない理由で自分をなぐさめるケンタウロス女子でした。
なんでもいいから 早く郵便物届けてくれ。ドイツ郵便がんばってくれ。
日本の皆様の快適な郵便ライフ、今日もドイツよりお祈り申し上げます。
ちゃんちゃん。
初対面はまず定番の天気の話から、という話。
みなさんこんにちは。
風がさわやかな初夏、いかがお過ごしでしょうか。太陽の光が燦々としてまぶしいですね、うふ。
…とかそろそろ言ってみたい。お上品に。はいそこ引かなーい。
いや、日本にいたら絶対こんな気持ち悪いこと言いませんけどね。
誰やねんキモイわ～って周りから速攻ツッコまれますけども（関西在住）
※6月末
曇りおおっ！貴様太陽をどこに隠しおった！！いますぐ出さんかぁぁ～！！！
…っていう状態です。あ、いつもこんな感じですのでご心配なく。まだ神経衰弱にはなっておりません。
スクショをご覧の通り、気温低い+晴れの日が非常に希少。週に一度あればいい方。
…いまなら夏目漱石さんの気持ちが痛いほどわかります。ええ。
彼もロンドンの天気にノックアウトされたに違いない。
つ、次は、わた、し…？((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
はいどうでもいいですね。
ツッコまれなくても一人でボケられる子、ケンタウロス女子です。人生の夏休み、3回目を迎えようとしています。
なんだかんだどーだこーだでドイツでの留学生活も３か月が過ぎ、残り一ヶ月となりました。早い早い。こういう時に年を感じますね。
世間は今頃、夏休みを夢見つつ、バタバタ試験準備に取り掛かっているのでしょうか。
私にもそんな時代があったのですね…（遠い目）
かくいう私は今学期はテスト3つのみです☆
９つテスト（論述）があったときは机と一体化するかと思った。冷汗。
こちらに来て思ったこと、これからドイツに留学する学生のために役に立つ情報をまとめつつ、ふざけた文章を楽しく書いていこうと思いまっす。
ではでは、ちゅーす（ドイツ語：じゃね～）
